マジョラム
学名Origanum majorana
科名シソ科
採油方法水蒸気蒸留法
抽出部位花と茎葉
比重0.887〜0.916
別名スイートマジョラム、またはマヨラナと言い、シソ科の多年草です。
オレガノの近縁種で、よく似ています。
ヨーロッパでは古くから民間薬として、去痰、鎭痙攣、健胃、駆風などのために
または、料理に用いられてきました。
主要含有成分表 提供;KENSO
モノテルペンアルコール類 ・テルピネン-4-オール 20-35%
・cis-ツヤノール 4-20%
・trans-ツヤノール、α-テルピネオール、
 リナロール 
モノテルペン炭化水素類 ・γ-テルピネン 10-20%
・α-テルピネン 5-10%
・サビネン 4-10%
・テルピノレン、p-サイメン、β-ミルセン
 β-フェランドレン、リモネン
セスキテルペン炭化水素類 ・β-カリオフィレン
エステル類 ・酢酸リナリル
精油の、爽やかでスパイシーな香りは、ストレスから解放してくれます。
精神、神経系の不調を感じたときに用いたい精油の一つです。
用法、用量の目安に準ずれば、禁忌はありません。

**********〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜**********〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜**********
芳香成分類の主な作用と芳香分子の固有作用について
今までに発見されている、芳香成分がもたらす人体への影響は、下記を参考にしてください
モノテルペンアルコール類 ・抗菌作用 3+
・抗ウィルス作用 3+
・抗真菌作用 3+
・免疫調整作用 3+
・神経強壮作用 2+
・抗寄生虫作用 +
固有作用

・テルピネン-4-オール
  (副交感神経強壮作用、鎮痛作用、鎮静作用
   抗炎症作用、免疫調整作用)
・cis-、trans-ツヤノール
  (肝臓強壮作用)
・α-テルピネオール
  (神経強壮作用、誘眠作用、抗炎症作用
   収れん作用) ・リナロール
  (鎮静作用、血圧降下作用、抗不安作用)   

モノテルペン炭化水素類 ・鬱滞除去作用 3+
・抗炎症作用 3+
・コーチゾン様作用 3+
・抗ウィルス作用 3+
・抗菌作用 2+
固有作用

・γ-、α-テルピネン
  (静脈強壮作用、鬱滞除去作用) ・p-サイメン
  (鎮痛作用)
・β-ミルセン
  (肝臓強壮作用、腎臓刺激作用)
・β-フェランドレン
  (鎮咳作用)
・リモネン
  (肝臓強壮作用、腎臓刺激作用、蠕動運動促進作用)   

セスキテルペン炭化水素類 ・強壮作用 3+
・刺激作用 3+
固有作用

  

エステル類 ・鎭痙攣作用 3+
・神経バランス回復作用 3+
・鎮静作用 3+
・鎮痛作用 3+
・抗炎症作用 3+
・血圧降下作用 3+
固有作用

  

NRAD JAPAN 編集:ケモタイプ精油事典より引用

エッセンシャルオイルに戻る   香力に戻る   second pageに戻る